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口元の美しさの決め手、Eラインとナソラビアルアングルとは

人は好ましい顔には良い印象を持ちます。付き合いが長くなり人柄を理解できるほどの間柄であれば別ですが、それ以前の段階であれば外見は大きな意味を持っています。外見、中でも「顔」は第一印象の決めてといっても過言ではありません。理想的な顔に近づけるために美容整形ではヒアルロン酸やシリコンなどの人工物を使用したり、顔にメスを入れたりして顔をその時代にあった形に近づけます。それに対し私が専門で行っている歯列矯正では、歯並び、咬み合わせといった咬合機能を改善することで結果的に口元の印象も整えることができます。

唇の形は一見皮膚の硬さや厚みで決まっているように見えますが、実は前歯の位置が大きく関与しています。矯正歯科治療を行う際にはただ単に歯を並べるだけではなく横顔のバランスも考慮することで機能的かつ見た目も均整の取れた歯並びとなります。例えば横顔のバランスを考えずに歯の重なりが大きいケースで無理に歯を並べてしまうと、前歯が前方に出てしまい、口元が突出する結果となります。そうならないよう、歯を並べる際には小臼歯を抜歯するか矯正用インプラントを使用するか、または歯と歯の間を少しずつ削り咬み合わせを整えるかといった治療計画を立てなければなりません。前置きが長くなりましたが矯正治療計画を立てる際に唇の位置を決める上で横顔のバランスを評価する基準としてEラインとナソラビアルアンングルがあるのです。

Eラインとはエステティックラインのことで、美しい口元の基準としてアメリカの矯正歯科医Dr.リケッツが提唱したものです。鼻の先端とオトガイ(あごの先端)を結んだ線をEラインとし、このライン上に唇があるかどうかでプロファイル(横顔のバランス)を評価します。日本人女性の横顔の美しさは、多くの研究結果から、Eラインよりも上下の口唇がやや内側にあることが最も美しいと言われています。ナソラビアルアングルは鼻の底面と上唇がなす角度のことで、100〜110度が理想的だとされています。矯正歯科治療で前歯の位置を5mm後方に下げたとすると、唇の位置はその約7割にあたる3.5mm後方に移動することが予測されます。この前歯の移動による唇の位置の変化によりEラインやナソラビアルアングルがどのようになるかを分析することで、矯正歯科治療で口元の印象も整えることができるのです。

E-line

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nasolabial angle

nasolabial angle

矯正歯科治療は髪型やお化粧、または美容整形や審美歯科のようにすぐに結果が表れるようなものではありません。しかしながら歯列矯正は美しさと健康をを同時に得ることができる数少ない方法です。歯並びや口元が気になる方は歯列矯正を考えてみませんか?