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矯正装置の取り付け位置は重要です。インダイレクトボンディングの4つの長所

矯正治療を始める際には、歯にワイヤーを通すための器具を取り付けるということは皆さんご存知なのではないでしょうか?ただ歯のどの位置にどういう角度で装置を接着すればいいのかはあまり知られていないかもしれません。そこで今回は大阪「梅田リンガル」がどのように矯正装置を歯に接着しているかをご説明します。

もし仮に矯正装置が適切な位置からずれて接着された場合、治療期間が長くなってしまったり、歯並びが綺麗に並ばなかったりということが起こります。歯に接着された装置にワイヤーを通して歯を動かすというワイヤー矯正の仕組みから、まっすぐのワイヤーを装着した場合には装置の接着部位で歯並びが決まってくるからです。したがって装置のポジションがとても重要です。

まず矯正装置を接着する方法で最も一般的なのがダイレクトボンディングという方法です。ダイレクトボンディングは矯正装置をピンセットで、定規のような器具を使いながら歯ごとに決まった位置に接着します。この方法は歯の形態や噛み合わせによってその場で臨機応変に装置の位置を変えられるという長所があります。ただ、奥歯のような見えにくい部分で思ったところに装置が接着できない場合や、術者によって接着位置にばらつきがでてくる場合があります。したがって当院では装置の取り付けにはインダイレクトボンディングという方法を採用しています。

インダイレクト

インダイレクトボンディングは矯正装置にキャップのようなガイドが付いており、そのキャップを歯に被せて特殊な光を当てると、キャップだけが外れて装置だけが歯に接着されるというシステムです。裏側矯正では必要不可欠な方法で、目視が難しく形状が複雑な歯の裏側に装置を接着する場合にはよく用いられます。実は表側矯正でも装置を正確に取り付けるためには有効な方法で当院ではハーフリンガル(上が裏側で下が表側)矯正治療で表側に装置を取り付ける際にもこの方法を用います。

インダイレクトラビアル

ここでインダイレクトボンディングのメッリットデメリットをまとめました。

メリット

1.正確なポジションに装置が付けられます。

理想的な歯並びを模型で再現し、その模型にまっすぐのワイヤーが入る位置に装置の位置決めをします。このように装置の位置決めをおこない、正確な位置に装置を取り付けることで、より良い治療を短期間で行うことができるようになります。

2.術者による違いが出ません。

術者によって装置をつける位置が変わるということがありません。したがって治療の質が安定します。

3.装置が外れた際にすぐに元の位置に戻すことができます。

装置を取り付けるためのガイドとなるキャップが何度でも模型上で製作することができるため、万一装置が外れてしまっても元の位置に正確に戻すことができます。

4.装置装着の時間が短縮できます。

矯正装置を全ての歯に装着するためにはかなりの時間がかかります。その間患者様はお口を大きく開けておく必要があるのでできる限り短時間で終わらせることが理想です。インダイレクトボンディングでは装置の位置を調整する必要がないので比較的短時間で装置の接着が可能です。

デメリット

1.費用がかかります。

矯正装置を正確に取り付けるためのガイドとなるキャップの製作に費用がかかります。当院では院内技工により費用を抑えることが可能ですが、外部の技工所に製作を依頼する場合ではダイレクトボンディングに比べ費用が割高になってしまいます。

2.時間がかかります。

歯型からセットアップモデル(治療後の歯並びを再現した模型)を製作し、ガイドとなるキャップを製作するため、歯型とりから装置装着まで1ヶ月ほど時間をいただかなければなりません。

以上のようにインダイレクトボンディングは患者様にとって有益な施術方法です。歯列矯正を始める際には少しお時間をいただくことになりますが、装置を正確に取り付け、また治療を最短で終わらせるためですので暫くの間お待ちいただければと思います。