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上下の歯の大きさはバランスが重要です

  • Date2017年1月21日
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上下とも歯が大きい場合や小さい場合には特に問題はありませんが、一部の歯だけ極端に大きかったり小さかったりする場合には上下の歯がしっかりと噛み合わない原因となります。

そこで矯正歯科では歯を並べる前に歯の幅を計測し、歯を綺麗に並べた際に上下の歯が噛み合うかどうかを分析します。その分析方法をボルトン分析といいます。

ボルトン分析とは

ボルトン分析は模型分析の一種で1959年にワシントン大学のボルトン先生によって考案された分析方法です。歯列模型にノギスをあてて歯の幅径(はば)を計測します。

ノギス

上の歯12本と下の歯12本で計算する方法と、上の歯6本と下の歯6本の前歯のみを計測する方法があります。歯の幅を計測して上の歯の幅の合計値と下歯の幅の合計値の比率をみて上下の歯が噛み合うかどうかを判断します。噛み合わせが正常な場合には一定の比率になることが知られおり、この比率と患者さんの比率を比較すれば歯を並べたとき上下の歯が正常に噛み合うかどうかが分かります。

計算方法

スクリーンショット 2017-01-21 20.02.00

 

日本人の標準値

オーバーオールレシオ 91.37±2.10

アンテリアレシオ 78.09±2.19

計算結果から分かること

標準値と比率が大きく異なる場合には歯を綺麗に並べたときに上下の歯が噛み合いません。例えば比率が標準値より極端に小さい場合には、歯を綺麗に並べ奥歯を正常に噛み合わせた際に出っ歯になり、大きい場合には受け口になります。したがって矯正治療を始める前にボルトン分析を行うことが重要なのです。

比率が標準値と異なる場合の対策

上下の歯の比率が標準値と大きく異なる場合には歯の大きさのバランスを整える必要があります。例えば生まれつき小さい2番目の歯を被せもので大きくしたり、大き過ぎる歯を歯に影響がない範囲で削って小さくしたりします。矯正治療にこれらの処置をあらかじめ計画しておくと治療をスムーズに行うことができます。

まとめ

矯正歯科治療は診断が最も重要です。治療を始める前に様々な分析を行い綿密な治療計画を立案することで、治療期間を短縮できることはもちろんのこと歯の負担を最小限にすることが可能なのです。