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裏側矯正装置の種類

いよいよオープンまであと2週間を切りました。
内装を見に行ってみると壁紙を張る段階まで工事が進みいよいよだなと身が引き締まる思いでした。
ホームページではインターネット予約システムがスタートし、初診コンサルテーションの予約をお取りいただけるようになりました。トップページの3行目にありますので是非ご利用ください。

相談にいらっしゃる方にまずお見せしたいのが歯につけるワイヤーを通すための装置です。
みなさん一度は歯の表面に器具が付いているところをご覧になったことがあると思いますが、裏側の装置は目立たないのでご覧になったことがない方がほとんどなのではないでしょうか。

一口に裏側の装置といっても様々な種類があり、インコグニート、ハーモニー、STB、ClippyL、KSLが主な裏側装置です。どの装置もよく考えられていて様々な長所があります。例えばインコグニートでは材質が貴金属なので、アレルギーをお持ちの方が多いニッケルを含まず、金属アレルギーの方にも使用できるということがあります。ハーモニーはロボットがワイヤーを制作する装置の中では唯一ホリゾンタルスロット(ワイヤーを咬合平面に対して水平に入れられる)を採用しています。STBはサイズが小さく、またワイヤーが入るくぼみが正方形(通常は長方形)のものもあり、違和感が少ないのが特長です。ClippyLは幅や厚み、歯に接着される土台の大きさのバランスが取れており、またワイヤーを固定するためのシャッターが閉めやすく壊れにくいということがあります。KSLはワイヤーが入るくぼみの大きさをオーダーメイドで作ることができ、ドクターの好みによって装置にセットするワイヤーの太さを変えることができます。まだまだ各装置の特徴はありますが専門的で長くなりますのでここでは詳しい説明は省略させていただきます。

これらの装置に共通することは、歯の裏側は凸凹が複雑で形態に個人差が大きいため、患者さん一人一人に合わせてオーダーメイドで制作する必要があるということです。そのため表側からの治療に比べて裏側からの治療は費用が割高になってしまいます。一方でオーダーメイドの装置では、患者様一人一人の歯列や歯の形態に合わせた治療が可能となります。

当院ではこれまでの治療経験からそれぞれの装置の特徴を知り、その中から装置の種類を厳選し、組み合わせて使用しています。また表側の装置をあえて取り扱わないようにすることで、スタッフの教育、専用設備の導入、材料などを無駄なく合理化することができ、適正な価格でよりよい治療をご提供できるよう努めています。

カウンセリングルームに装置の模型を展示していますので、ご相談の際にはぜひ手にとってご覧になってください。

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医療法人梅田リンガル 矯正歯科医院 大阪オルソ

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