前歯で噛めない状態を改善し長期安定を得たマウスピース矯正症例(35歳女性)
患者様について
35歳・大阪市在住の会社員の患者様です。
前歯で噛めないことと、将来的な歯の予後が不安とのことでご来院されました。
治療期間:1年11ヶ月

谷木院長による症例解説
初診時の歯並びの状態
前歯が接触していない開咬(オープンバイト)が認められ、前歯での咀嚼ができない状態でした。
また、軽度の叢生およびAngleⅢ級の臼歯関係も認められました。
装置について
患者様のご希望により、透明で目立ちにくいマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用しました。
診断と治療計画
開咬の改善には垂直的な咬合コントロールが重要となります。
本症例では以下の治療戦略を採用しました。
・前歯の挺出(前歯を下方向へ移動)
・臼歯の圧下(奥歯を上方向へ移動)
・軽度叢生の改善
臼歯関係の改善よりも、前歯で噛める機能回復を優先した治療計画としました。
治療の経過
初回は39枚のアライナーを使用し、その後3回の追加アライナーで細かな調整を行いました。
マウスピースは1週間ごとに交換し、通院は1〜2ヶ月に1回の頻度で行いました。
治療結果
治療期間は1年11ヶ月でした。
前歯でしっかり噛めるようになり、臼歯への負担も軽減されました。
見た目・機能ともに良好な咬合を獲得しています。
また、治療終了から2年後も安定した咬合が維持されています。
治療概要
年齢:35歳
性別:女性
お住まい:大阪市
主訴:前歯で噛めない・歯の将来が不安
診断:開咬・軽度叢生・AngleⅢ級
装置:マウスピース矯正(インビザライン)
治療方法:前歯挺出・臼歯圧下による咬合改善
通院頻度:1〜2ヶ月に1回
治療期間:1年11ヶ月
矯正治療の主なリスク・副作用
歯の移動に伴い痛みや違和感が生じることがあります。
歯根吸収や歯肉退縮が生じる可能性があります。
開咬は後戻りしやすい傾向があります。
マウスピースの装着時間が不足すると十分な効果が得られない場合があります。
保定装置を使用しない場合、後戻りが生じる可能性があります。
費用
治療費
総額110万円(税込)
※インビザラインの追加アライナー費用を含みます
※分割払いをご利用いただけます(月々約11,200円)