出っ歯・叢生・開咬(オープンバイト)を改善したハーフリンガル矯正治療

患者様について

28歳3ヶ月・大阪市在住の会社員の患者様です。
「出っ歯と歯のがたつき、前歯が咬めないこと」を主訴にご来院されました。

治療期間:1年5ヶ月

院長 谷木俊夫

谷木院長による症例解説

アンカースクリューによる最大固定で大臼歯のⅠ級関係を維持しながら治療した症例(28歳女性)

初診時の歯並びの状態

口腔内所見より、臼歯関係はCl.Ⅰ(正常)でしたが、前歯の突出(上顎前突)および叢生(歯のがたつき)が認められ、前歯で咬合できない状態でした。

装置について

目立ちにくい治療をご希望されたため、ハーフリンガル矯正装置(上顎:裏側/下顎:表側)を使用しました。

診断と治療計画

前歯の突出および叢生の改善のため、上下左右の第一小臼歯(4番)の抜歯を行う方針としました。
臼歯関係はⅠ級であったため、これを維持するためにアンカースクリューを用いたマキシマムアンカレッジ(最大固定)を行い、奥歯の位置を保ちながら前歯の後方移動を行う計画としました。

治療経過

治療開始後、最初の3ヶ月で前歯のレベリング(配列)を行いました。
4ヶ月目に上顎正中口蓋縫合部へアンカースクリューを植立し、上顎大臼歯の固定を確立しました。

その後、約6ヶ月間で前歯の後方移動(スペースクローズ)を行い、抜歯スペースを閉鎖しました。
スペース閉鎖後は、約6ヶ月間ディテーリングを行い、歯根の平行性や咬合の緊密化、正中の調整を行いました。

治療結果

治療期間は1年5ヶ月でした。
前歯の突出感は改善し、前歯でしっかり咬める機能的な咬合を獲得しました。
また、臼歯関係Ⅰ級を維持したまま、審美的にも良好な歯列を得ることができました。

治療概要

年齢:28歳3ヶ月
性別:女性
お住まい:大阪市
主訴:出っ歯・叢生・前歯咬合不全
診断:上顎前突・叢生
装置:ハーフリンガル矯正
治療方法:上下小臼歯抜歯矯正
補助装置:アンカースクリュー(正中口蓋)
治療期間:1年5ヶ月

矯正治療の主なリスク・副作用

歯の移動に伴い痛みや違和感が生じることがあります。
歯根吸収や歯肉退縮が生じる可能性があります。
装置装着中は虫歯や歯周病のリスクが高くなるため、適切な口腔ケアが必要です。
保定装置を使用しない場合、後戻りが生じる可能性があります。

費用

治療費

総額143万円(税込)
※分割払いをご利用いただけます(月々14,614円より)

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