前歯が噛み合わない・叢生を改善した裏側矯正治療

患者様について

24歳・大阪市在住の会社員の患者様です。
「前歯が噛み合っていない」「歯並びの重なりが気になる」とのことでご来院されました。

治療期間:1年10ヶ月

院長 谷木俊夫

谷木院長による症例解説

前歯が噛み合わない・叢生を改善した抜歯矯正治療

口元の突出感をコントロールしながら改善した症例(24歳女性)

患者様について

24歳・大阪市在住の会社員の患者様です。
「前歯が噛み合っていない」「歯並びの重なりが気になる」とのことでご来院されました。

初診時の歯並びの状態

口腔内所見より、奥歯の噛み合わせは軽度のAngle Cl.Ⅱ(上顎大臼歯近心位)でした。
また狭窄歯列軽度の開咬(前歯が噛み合っていない状態)、さらに歯列の重なりが認められました。
鼻唇角(ナソラビアルアングル)は約90度で、口元のバランスも考慮が必要な状態でした。

装置について

本症例では審美性に配慮し、上下裏側矯正装置を使用しました。

診断と治療計画

非抜歯での治療も可能な症例でしたが、「口元をやや下げたい」というご希望があったため、上下左右第一小臼歯の抜歯を行う治療計画としました。

ただし、口元が下がりすぎないように配慮し、大臼歯をやや近心移動させながら前歯の後方移動を行う方針としました。

治療初期の経過

治療開始から約6ヶ月間で、歯列の幅を拡大しながら前歯の配列(レベリング・アライメント)を行いました。

アンカースクリューを用いた治療

7ヶ月目に上顎正中口蓋縫合部にアンカースクリュー(i-station)を植立し、大臼歯の固定源を確保しました。
これにより、歯の移動をコントロールしながら効率的に治療を進めることが可能となります。

治療の経過

アンカースクリューを使用しながら約1年かけて前歯の後方移動を行い、抜歯スペースを閉鎖しました。
その後、歯根の平行性を整えるルートパラレリング、咬合の調整、正中補正などのディテーリングを行いました。

治療結果

治療期間は1年10ヶ月でした。
前歯の噛み合わせは改善され、歯列の重なりも解消されました。
また口元の突出感も自然に改善し、審美的にも機能的にも良好な結果が得られました。

治療概要

年齢:24歳
性別:女性
お住まい:大阪市
主訴:前歯が噛み合わない・歯並びの重なり
診断:軽度Angle Cl.Ⅱ・狭窄歯列・軽度開咬・叢生
装置:フルリンガル矯正
治療方法:上下小臼歯抜歯矯正
補助装置:アンカースクリュー(正中口蓋)
治療期間:1年10ヶ月

矯正治療の主なリスク・副作用

歯の移動に伴い痛みや違和感が生じることがあります。
歯根吸収や歯肉退縮が生じる可能性があります。
装置装着中は虫歯や歯周病のリスクが高くなるため適切な口腔ケアが必要です。
治療計画によっては歯の移動量に制限が出る場合があります。
保定装置を使用しない場合、後戻りが生じる可能性があります。

費用

治療費

総額176万円(税込)
※分割払いをご利用いただけます(120回払い:月々約17,987円)

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