カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)での治療を始めた経緯
当院は2015年6月に女性専用の裏側矯正専門医院として開院しました。裏側からの歯列矯正は装置が目立つことなく短期間で難しい治療もできることから、これまで装置の見た目の問題から治療を躊躇していた女性の患者様に多くお越しいただきました。そのニーズにお応えしているうちに問題もまた出てきました。例えば県外から通院される患者様に対しての通院頻度(月に1回の調整)、急な引越しや里帰り出産での治療期間の延長、アナウンサーや語学教師の方を治療する際の滑舌などです。そこで2016年よりカスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の取り扱いを開始し、装置が目立つことなく裏側矯正のみでは対応できなかった患者様に対しての治療を行なってきました。今では当院の患者様の約半数をインビザラインで治療を行うまでとなっています。
インビザラインの適応症
開業当時(4年前)は小臼歯の抜歯が必要となる症例はインビザラインでの治療が難しかったのが実情でした。今もまだマウスピース矯正は全ての患者様に対して適用できるわけではありませんが、近年の材料の改良、光学スキャナの登場、またこれまでの治療実績からほとんどの症例をインビザラインで治療できるようになってきました。
分院開設の経緯
インビザラインは見た目がよく、取り外すことができて違和感が少ないのが最大の特徴で、他にも通院回数が少ないという特徴があります。
当院は西梅田駅や北新地駅から徒歩1分という利便性から、日にもよりますが、どうしても周囲の環境がやや騒がしいという一面もあります。インビザラインでの治療の通院頻度は2ヶ月に1度程度ですので、大阪駅から少し離れてもより落ち着いた環境でゆったりと診療を受けていただきたいという思いから「北浜」にマウスピース矯正専用のオフィスを開院することになりました。カフェが立ち並ぶ川沿いのデザイナービルの4階を1フロア改装し、新しいオフィスが完成しました。2020年1月26日に開院しましたので、もしご興味のある方がいらっしゃいましたら「北浜オルソ」までご連絡をお待ちしております。
※大阪オルソと北浜オルソではカルテや装置、また資料を別々に管理しているため、救急対応以外はどちらか一方の医院で治療を受けていただきますのでご了承ください。