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歯列不正の種類とその治療について

こんにちは、暑い日が続きますが皆様体調を崩されたりしていませんか?

私は鹿児島大学出身で学生時代は炎天下の中一日中テニスをしていましたので暑さには強いはずだったのですが、最近の猛暑は体にこたえます。皆さんも熱中症などには注意してくださいね。さて今回のブログは日々の診断で感じたことを書こうと思います。精密検査から2週間後、患者様に診断結果をお伝えすると驚かれることがしばしばあります。普段自分の口は正面からしか見ることができませんが、歯の模型をお作りすると自分の歯を真横から見たり、後ろから見たりすることができます。そうすると実は自分が思っているよりも咬み合わせが大きくずれている場合が多々あるのです。そこで今回は典型的な不正咬合(歯並びが悪い状態)について簡単にまとめました。

Ⅰ.受け口

上あごに比べて下あごが前に出ている状態をいいます。インプラント矯正(歯科矯正用アンカースクリューを使用した矯正歯科治療)により手術なしで治療できるケースが増えています。

問題点

ⅰ.下あごが大きい

ⅱ.上あごが小さい

ⅲ.上下の前歯の傾きの異常

治療法

ⅰ.手術によりあごの骨を切って上下のあごの位置関係を整える

ⅱ.下の奥に矯正用インプラントを使用して下の歯全体を後ろに下げる

Ⅱ.出っ歯(口元の突出感)

上の前歯が前方に出ている状態を言います。日本人に多い咬み合わせです。

問題点

ⅰ.上あごが大きい

ⅱ.下あごが小さい

ⅲ.上下ともあごが大きい

ⅳ.上の前歯の傾きの異常

治療法

ⅰ.小臼歯を抜いて、その隙間を使って前歯を後ろに下げる

ⅱ.矯正用インプラントを使用して歯全体を後ろに引く

Ⅲ.がたがた(叢生)、八重歯

歯が重なってはえている状態です。歯磨きをすることが難しいため、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

問題点

ⅰ.あごが小さい

ⅱ.歯が大きい

治療法

ⅰ.矯正用インプラントで隙間を作り、入りきらなかった歯を並べていく

ⅱ.小臼歯を抜歯し、その隙間に入りきらない歯を並べていく

代表的なものは以上になります。もちろん同じ歯並びの方は一人もいらっしゃらないので、問題点や治療法は人それぞれ違ってきます。ただ治療により歯並びが変わると、見た目の印象やご飯の食べやすさが大きく変わるのはみなさん共通です。自分の歯の状態を詳しく知りたいという方は初診コンサルテーションをご利用ください。当院では初診コンサルテーション時にお口の中の写真撮影やレントゲン撮影、光学スキャナによる口腔内スキャンを行い、その日のうちに問題点やおおよその治療法、期間、料金、治療結果のシミュレーションなどが分かりますのでご相談だけでもお気軽にお越しください。

 

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医療法人梅田リンガル 矯正歯科医院 大阪オルソ

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