faqQ&A
裏側歯列矯正は痛みがありますか?
装置をつけた直後やワイヤーを交換した翌日に多少の痛みが出る方と全く痛みの出ない方がいらっしゃいます。
もし痛みが出たとしても2、3日で痛みは治まります。
また、当院で使用しているワイヤーはほとんどが超弾性のワイヤー(柔らかいワイヤー)で最終的な仕上げ用のワイヤーにも一般的に使用されているステンレススチールワイヤー(硬いワイヤー)を使用することはありませんので痛みが少ない治療を実現しています。
裏側歯列矯正は痛みがありますか?
表側歯列矯正と比べると、裏側歯列矯正は舌の違和感があります。
ただし、表側歯列矯正では唇に違和感が出てしまうのに対して裏側矯正では唇の違和感や口元の突出感はありません。
舌の違和感がご心配な場合はハーフリンガル(上が裏で下が表)のご用意があり、また違和感は1ヶ月程度で慣れることがほとんどです。
裏側矯正は話しづらくなりますか?
裏側矯正装置を付けて1カ月程度は話しにくくなります。
装置が付いたばかりの頃はみなさん苦労されますが、2週間くらいで慣れてきて、2カ月もすればほとんど装置が着く前とかわりなく話すことができるようになります。
ただし一部の職業(アナウンサー、語学教員)など発音が特に重要なお仕事をされている方につきましては慣れるまでの期間がありますので、上を裏、下は表のハーフリンガル矯正歯科治療をお勧めしております。
裏側歯列矯正は虫歯ができやすいですか?
裏側に矯正用の装置が付くと確かに歯磨きは難しいですが、歯の裏側の方が唾液の虫歯予防の作用が働き易いので、表側からの歯列矯正と比べると虫歯ができにくいと言われています。
また当院では装置を付けた方全員に裏側矯正専用の歯磨きセットを差し上げています。
装置を付けた後、しっかり時間をとって裏側ならではの歯磨きの仕方を丁寧にご説明させていただいています。
出っ歯を裏側矯正で治すのは難しいでしょうか?
出っ歯で上下の前歯の重なりが大きい場合、上あごの歯の裏側に下の歯が当たっているため矯正用の装置を付ける場所がないと思われることがよくあります。
結論から言いますと、そのような場合にも裏側矯正治療をすることが可能です。
バイトアップといい、一時的に奥歯の咬む面にプラスチックのような材料を付けることで上下の前歯が当たらなくなり、上の歯の裏側に装置を付けることができるようになります。
またバイトプレーン効果といい、下の前歯と上あごの裏側に付けた矯正装置が咬み合うことにより、表側の矯正に比べて早期に深い咬み合わせを改善することもできます。
裏側歯列矯正は何歳から何歳までできますか?
当院の裏側歯列矯正治療は、治療の仕上がりを良くするため、また治療期間を短縮するために矯正用のインプラントを併用する場合がほとんどです。
そのため年齢は16歳以上を推奨させていただいています。
上限は特になく、例えば65歳の方も矯正治療を何の問題もなくすることができました。
矯正用インプラントって何ですか?
インプラントとは一般的に虫歯や外傷、歯周病などで失ってしまった歯を補うために、顎の骨に入れる人工の歯のことをいいます。
それに対し矯正用インプラントは正式名称を歯科矯正用アンカースクリューといい、歯を動かすために顎の骨に入れるネジのことです。
矯正用のインプラントにゴムやバネをつけて歯に力をかけることにより、効率的に歯を移動することが可能です。
矯正用インプラントは歯の代わりとなるインプラントと比較してかなり小さく、手術時間は5分程度と簡単な場合がほとんどです。
インプラント歯列矯正の手術は大変ですか?
矯正用のインプラントは直径2ミリ以内で、長さも最長で1センチ以下のため、難しい手術は必要ありません。
1ヶ所につき5分以内の手術で、出血もほとんどありません。
「大阪オルソ」ではCTにより骨の厚みを正確に計測し、インプランターという専用の機械でインプラントを安全に埋入します。
またインプラント手術は当院で行うことができるので、わざわざ口腔外科に行っていただく必要はありません。
矯正治療は医療費控除の対象になりますか?
はい、多くの場合で対象となります。
ただし美容目的の矯正歯科治療には適応されませんので、必要に応じて診断書をお作りしております。
詳しくは当院トップページのメニューから矯正とホワイトニングの費用をご覧ください。
抜歯が必要となった場合隙間はしばらく目立ちますか?
隙間が目立たないように人工歯のご用意があります。
せっかく裏側からの矯正で装置が目立たないのに歯を抜いた隙間が目立ってしまっては本末転倒です。
抜歯スペースにプラスチック製の歯を付け、毎回、矯正歯科治療によって隙間を閉じる分だけ人工歯を削ります。
1〜2mmの隙間を作る程度ですので隙間を目立たせることなく治療することが可能です。人工歯をご希望の方はお気軽にご相談ください。
歯列矯正とホワイトニングどちらを先にすればいいですか?
ホームホワイトニングの場合はホワイトニングが先です。
矯正歯科治療が始まりますと歯に装置がつくことにより、また歯が動くことによりホワイトニング用のトレーが合わなくなります。
矯正治療はある程度時間がかかりますので歯の色が気になる場合は矯正治療前にホワイトニングされることをお勧めします。
オフィスホワイトニングは裏側矯正歯科治療中に行うことが可能です。
矯正治療中に歯の色が気になりましたらお気軽にご相談ください。
ハーフリンガル(上裏側下表側歯列矯正)の場合には上のみホワイトニングが可能となります。
裏側矯正とマウスピース矯正はどちらがお勧めですか?
裏側矯正もマウスピース矯正も長所と短所があります。
患者さん一人一人により合った装置をお勧めしています。
必要な歯の動きやご職業、費用、治療期間などを総合的に判断させていただきます。
場合によってはマウスピース矯正(インビザライン)に裏側部分矯正を併用したハイブリッド矯正をお勧めさせていただく場合もございます。
見えないハイブリッド矯正とは何ですか?
ハイブリッドとは異種のものを組み合わせたもののことをいいます。
見えないハイブリッド矯正ではマウスピース矯正と裏側矯正を組み合わせて矯正歯科治療を行います。
マウスピース矯正と裏側矯正はそれぞれ長所と短所があるので、組み合わせて使用することにより両治療法の長所を最大限に生かします。
通常マウスピース矯正だけで治療することが難しい場合には一時的に歯の表側に矯正装置を付けますが、当院では裏側から装置が見えないように治療を行います。
最後まで装置が目立つことがないので、結婚式やお仕事に差し支えることがありません。