インビザライン (マウスピース型矯正装置・薬機法対象外)について
マウスピース型矯正装置はコンピューターシミュレーション上で歯を1装置につき0.25mmずつ移動させ、シミュレーションを元にマウスピースを作ります。歯を0.25mmずつ動かしたマウスピースを2週間ごとに交換することで、少しずつ歯を動かしていくという装置です。マウスピースは無色透明なので、矯正歯科治療をしていることを人に気づかれにくいですし、約0.5mmと薄くなめらかなので違和感がほとんどなく、また取り外しができるので歯磨きが難しいという心配もありません。マウスピース矯正装置の問題点は、歯の移動量が一回につき0.25mmなので治療期間が長くかかってしまう場合があるということと、マ苦手な歯の動きがあるということです。見た目が良く違和感が少ない、また取り外しができるというメリットがありながら、一回の移動量が少ないことや、苦手な歯の動きがあるというデメリットのせいでマウスピースでの治療を諦めてしまうというのは非常にもったいないことです。
ハイブリッド矯正とは
「大阪オルソ」ではマウスピースとワイヤーの長所を生かした、装置を組み合わせた治療を行っています。ハイブリッド矯正で最も多い症例ではまず大きな歯のズレや隙間を3ヶ月程度の部分的なワイヤーで改善し、ある程度歯が並んだ時点でマウスピース型装置に切り替えます。当院ではマウスピースにワイヤーを組み合わせる場合には、装置がなるべく目立たないように配慮させていただいています。ハイブリッド治療(マウスピース・ワイヤー併用法)は装置が目立たない治療で他人から気づかれることなく、マウスピースでの治療期間を短縮することができ、またマウスピース単独では治すことが難しかった症例への適応が可能になります。
当院は症例に応じてマウスピース単独での治療よりも部分的なワイヤーを併用したハイブリッド治療をお勧めしております。マウスピースでの治療に興味があっても治療期間のことやご自分の歯並びがマウスピースでは治すことができるのかといったことでお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。