下顎前突(受け口)の治療例
下顎前突を抜歯や骨切り手術なしで治療しました。
あやさん(27歳)
治療期間:1年10ヶ月

谷木院長による症例解説
治療方法
両側の下顎の大臼歯が前方位だっため、下顎の第二大臼歯の後方に歯科矯正用アンカースクリューを埋入し、下顎大臼歯の遠心移動を行いました。骨格性下顎前突症の治療は教科書的には手術で顎の骨を切って骨ごと後方に移動することになっていますが、入院期間や体の負担から社会人にとっては難しいことが少なくありません。骨格性の下顎前突が重度でなければインプラント矯正である程度受け口を改善することができます。リスク
骨格性の問題を歯の移動で解決するため、後戻りのリスクが通常の矯正治療より高い可能性があります。保定装置の20時間以上の使用と定期的な噛み合わせの評価が必要となります。 その他のリスクについて費用
治療費は総額で136万円(税別)でした。