ご挨拶
このたび大阪梅田に「梅田リンガル」を開院することになった院長の谷木俊夫と申します。
矯正医になろうと思ったきっかけ
徳島大学病院で出っ歯を治していただいたことやアメリカに留学していた時に現地の友達のほとんどが矯正治療をして歯並びが綺麗だったのを見たことが矯正医を目指したきっかけです。
なぜ見えない装置専門なのか
鹿児島大学歯学部を卒業後、岡山大学病院での研修を終え、歯列矯正を学ぶため昭和大学病院に勤務しました。そこで知ったのが装置が目立たない治療があるということでした。歯並びの治療というと子供の頃に何らかの器具を歯に付けて行うというイメージでしたが、近年では大人になってから歯並びを整える方も増えています。そこで問題となってくるのが、装置が見えるということです。職種によっては表側からの治療を禁止されている場合がありますし、装置の見た目の抵抗感から治療を諦めていらっしゃる方が少なくありません。装置が目立たない裏側やマウスピースでの治療はそういった問題を解決できる一方で、表側からの治療に比べて時間がかかったり、仕上がりが悪かったりということがかつてはありました。
ところが近年、材料や装置、技術の進歩により装置が目立たない歯列矯正は表側と同じように、また場合によっては表側以上の治療ができるようになりました。一方で、装置が目立たない歯列矯正を学べる所は少なく、大学病院ではほとんど昔ながらの表側から治療をしているのが実情です。また、矯正専門医院でも、装置が目立たない治療はあまり経験がなく、メニューにはあってもあまりお勧めしていないということが多々あります。そこで私はそういった問題を解決したいという思いから昭和大学病院を退職後、装置が目立たない治療を専門的に行なっている医院で、5年間、1000人以上の患者様を治療させてていただき技術を磨いてまいりました。そして、以前からの夢であった西日本の中心である大阪にて、装置が目立たない矯正治療を専門的に行う医院を作ることができることとなりました。開院するにあたり、私が一番大切にしたいのは「治療の質」です。歯並びの治療は一生に一回で、やり直しがきかないため、私はあえて装置が目立たない治療だけに集中して、より良い治療をご提供したいと思っています。そして装置が目立たない治療で、見た目の問題から治療に踏み出せなかった多くの方の力になりたいと心より願っております。
第一回のブログは自己紹介になりましたが、二回目からは歯についてのうんちくや趣味のことなど書かせて頂きたいと思っております。