上顎前突および叢生のハーフリンガルでの治療
上顎前突および前歯部の叢生を、ハーフリンガル矯正で治療しました。
治療期間:2年1ヶ月

谷木院長による症例解説
治療方法
初診時年齢25歳1ヶ月の患者様です。上顎前突と、上下顎の前歯部に叢生がみられます。これらの症状に対し、アンカースクリューでの上顎大臼歯を固定して上下前歯叢生を上:裏側、下:表側からのワイヤー矯正で改善しました。治療後は前歯の叢生、また口元の突出感も改善されました。通院は1ヶ月ごとにしていただきました。
リスク
下顎前歯の叢生が重度であるため、歯牙の唇側移動に伴う歯肉退縮のリスクがあります。本症例ではアンカースクリューで上顎大臼歯を固定し、そこから顎間ゴムを併用することで上下大臼歯の近心移動を防止し、前歯を配列するスペースを確保することができました。
費用
治療費は総額143万円(税別)でした。