上下左右小臼歯抜歯を伴う口元の突出感改善
上下顎の前歯を最大限後方に移動し、口元の突出感を改善しました。
治療期間:2年2ヶ月

谷木院長による症例解説
治療方法
初診時年齢22歳11ヶ月の患者様です。口元の突出感を改善するために上下左右の4番を抜歯された状態でご来院されました。現在は受付を停止していますが引越しに伴う転院でした。矯正装置を当院取り扱いの装置に交換、上顎大臼歯をアンカースクリューで固定し、さらにディープバイトの改善のため上顎大臼歯咬合面にバンド接着用セメントを築造してから治療を開始しました。通院は1ヶ月ごとにしていただきました。
リスク
本症例は元々の噛み合わせが深く、抜歯を伴う治療では、より噛み合わせが深くなるリスクがあります。ワイヤーにゲーブルベンド(抜歯部位でワイヤを咬合面方向に45°程度曲げる調整)やアンチカーブオブスピー(小臼歯部が高くなるようにワイヤーを滑らかに曲げる調整)を付与してディープバイトを改善しながら前歯部の牽引を行いました。
費用
治療費は総額143万円(税込)でした。