噛み合わせが深く、歯が3本少ないハーフリンガルでの治療
噛み合わせが深く、上下の歯の本数が違う患者様を、ハーフリンガル矯正で治療しました。
治療期間:2年8ヶ月

谷木院長による症例解説
治療方法
初診時年齢36歳11ヶ月の患者様です。ディープバイト(深い噛み合わせ、過蓋咬合)のほか、上顎の左右4番と左下2番の歯が欠損しています。これらの症状に対し、上の歯は裏側に、下の歯には表側に矯正装置をつけるハーフリンガル矯正を行いました。さらに、歯科矯正用アンカースクリューで上顎遠心移動を行うことで、ディープバイトを改善することができました。下の前歯が1本少ないため、上の歯の中心は下の前歯3本の中心に合わせています。動的治療終了後に上下の前歯は、裏側から針金で固定して保定を行いました。
リスク
ディープバイトでは上下顎前歯が強く当たるため、歯の破折や矯正装置の破損のリスクがあります。今回の治療では、大臼歯の咬合面に一時的に矯正用の施着剤をつけ、前歯の当たりをコントロールしながら治療を進めました
費用
治療費は総額131万7千6百円でした。