役割
インビザラインマウスピース型矯正(インビザライン・薬機法対象外 )では歯に白い突起を付けることで、歯の動きを精密にコントロールします。
当院ではアタッチメントの働きをカウンセリングルームのドアノブに例えていつも話をさせていただいています。カウンセリングルームのドアはガラスの引き戸なのでノブがなければ滑って開けることができません。ドアノブのように歯に突起をつけることでマウスピースの弾性力を歯に効率的に伝えることができるようになるのです。
種類
アタッチメントは様々な形状をしており、通常アタッチメントと最適アタッチメントと呼ばれる2種類があります。
通常アタッチメントはドクターが必要と判断した部位に長方形や楕円形などのアタッチメントを手動で設定するのに対して、最適アタッチメントは歯の動きに応じてクリンチェックソフトウェアが自動的に形や部位を判断して設置します。一般的に通常アタッチメントは大きく目立ちやすく、最適アタッチメントは小さくて目立たない形状をしています。
材料(色調)
当院ではアタッチメントが白くて小さいものでもできる限り目立たないようにしたいと考えています。
したがってアタッチメントには審美歯科で使用されている色調の優れた材料をご用意しています。その中でさらに患者様の歯の色調に合わせて種類を選定します。
例えば前歯部の先端に近い部位であれば透明感のあるエナメル色(ユニバーサルカラー)を、臼歯の歯頸部に近い部位には象牙色に近いA3やB2などの色調を選択して使用しています。
最後に
マウスピース型矯正装置(インビザライン ・薬機法対象外)では歯を効率的に、また精密にコントロールするため、アタッチメントは必須となります。
当院ではなるべく目立たないように配慮させていただきますので、アタッチメントが目立つのではとご心配でしたら一度ご相談ください。